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アンブリンのbのレビュー・感想・評価

アンブリン(1968年製作の映画)
3.6
スピルバーグ初監督作の短編映画。青年がヒッチハイクの旅をする話。
台詞がないので俳優の表情とカメラワーク、音楽のみで心情を表現していて、新人離れした才覚を既に発揮している。

一切台詞のない映画なので解釈の幅は広いと思うが、就活を避けヒッチハイクしながら旅をすることで、就職という現実から逃避しているという考察を読んで、それだ!と思った。
いかにも初期スピルバーグらしい大人になりきれない大人の話というわけだ。そういった意味で、同じく本人脚本の未知との遭遇に近いものを感じた。
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