タチの映画は笑い以上に「一体どんだけのアイディアと労力があればこんなことができるんだ!?」という驚きに溢れている。機能満載のキャンピングカーしかり、玉突き事故しかり、モーターショーのドア開閉の連続しかり。何百人、何千人という人間をコントロールしなきゃいけないはずなのだが、こんなくだらない映画でそれだけの人間を動かせるのが凄い(めっちゃ褒めてます)。動物の鳴き声ネタと広報美女の暴走っぷりもヤバかった。人の行動が連鎖してくことが本作の基本モチーフで、1番笑ったのはドライバーの鼻ほじり連鎖。思わず自分もほじくりそうになるのを必死で止めました。
今回はユロ氏が一番まともだった。