さっこ

ピンクのカーテンのさっこのレビュー・感想・評価

ピンクのカーテン(1982年製作の映画)
3.5
※ジョージ秋山原作のにっかつロマンポルノ🤭


あらすじ
ある日、主人公【奥山】がアパートで昼間から自慰していると妹【ノリコ(美保純)】が訪ねてくる。それから兄妹2人で暮らすことに。
ノリコは平気で裸になって着替えをしたりするので、童貞の奥山はつい妹にムラムラ欲情、こっそり自慰などする毎日。

妹の方は処女ではなく、著名な脚本家(映画版は美容院店長)の【三田村】のセックスのトリコとなっている。
(この妹の設定、現代の妹萌え作品ではありえないですよね🤔)

ある日「あいつブスだけどカラダはいいからよ😎」と同僚に元カノをすすめられ、ついに【ナオコ】で童貞喪失❗️

その後、三田村はノリコを捨てる。
捨てられたノリコはやけ酒し泥酔して裸で眠る。
奥山はノリコが熟睡していることをいいことに、ついに一線を越える…?😨

みたいな話(あらすじ、ほぼ全部💦)。



冴えない童貞男と、本来なら話すこともできないようなイイ女。
そんな男女が兄妹だから一つ部屋で暮らす…対比の構造がうまい。
映画は原作のエピソードを整理して脚色されており、いい出来だと思う。
ラスト兄が、妹よりナオコ(ブスキャラの子)を選ぶ展開も好きだ。

ちなみに原作では、やりそうでやらない展開が延々と続き、引き延ばされる。
……が、結局8巻で兄妹はセックスする😨

さらに原作では、ナオコ(ブスキャラの子)とムショ帰りの兄【喜久雄】のセックスシーンが延々と続く。
実はナオコの方の兄妹も近親相姦の関係。延々と2組の兄妹の近親相姦シーンが観念的なネームとともに描かれるのだった😰





まとまりがないので、最後に原作のナオコのセリフを引用する😅

「わたしがなんでアンタのこと誘ったかわかる?
手頃だったからよ。わたしと人間のレベルが同じだからよ。
誘えば必ずうんと言うと思ったからよ。
いくらカッコつけたってわたしには分かるんだ。
わたしなんか抱く男はロクな男がいないってことがさ」

「女が男にやられるとき色々あるよね。
幸せな家庭を作るために赤ちゃんを産まされるためにやられる女と、
人品卑しい成り上がりのヒヒジジイの慰みものになるためにやられる女と、
他の女に相手にもされないどうしようもないくだらない男のセックスのはけ口のためにやられる女とさ」

おしまい🤔
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