シネマート六本木にて
売れない写真家と幼い頃のトラウマを抱え家出をした少女が出会う。そして少女が恋心を経て成長する様を描いた作品。日仏合作です。
福田麻由子ちゃんが20歳になってからの意欲作という事で、フランス人との脱いで絡みもあるのかなと思いましたが、未成年という設定からかギリギリのところで表現されてました。でも、今までの役どころからみたらかなり冒険してるかもしれません。
彼と彼女の周りにいる人達が強烈で、特に写真家のパトロンになる円斎こと加藤雅也さんやその姪役の谷村美月ちゃんは関西弁バリバリでインパクト大。色物的な役でしたけど、面白かった。
あとはフレア(福田)の友達となるさき役の広瀬アリスちゃんも強烈で、かつ寂しい少女の役でした。
テーマがあるというには話が弱かった気がしますが、単館で実験的な作品の位置づけならばアリかなと思いました。