とりん

FLARE フレアのとりんのレビュー・感想・評価

FLARE フレア(2014年製作の映画)
2.9
2020年60本目


悲しい過去を持ち家を飛び出したフレアと落ちぶれたフランス人の写真家ジャンが出会い、生まれる物語。

当時若干20歳の福田麻由子が辛い過去を背負いながらも人生を模索し、大人になろうとする女性をうまく演じきっている。
その周りをフランス人のジャンをはじめ、濃いキャラたちが彩っている。
あまりにも尖ったキャラが多すぎて、正直途中渋滞してるんじゃないかと思ってしまうほど。
そんな人物たちを置いておいて描写はかなり丁寧に描かれていて、そこに惹きつけられる。
正直ストーリーはあまりピンと来ず、少しフランス映画、ヨーロッパ映画ぽく作られているように思える。
まだ出始めたばかりの広瀬アリスなども共演しており、この2人の演技はさすがと言うところ。
広瀬アリスに関しては後半しか出てこないけれど。
あとはジャンをはじめ、演技はかなりイマイチ。
それだけにメインがかなり引き立っている印象。
批評家は割と好きな人が多いかもしれないが、一般受けは明らかにしない作品。
エンディングをまさかのFOR GET ME A NOTSが歌ってて驚いた
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