ペンソー

ゴール・オブ・ザ・デッドのペンソーのレビュー・感想・評価

ゴール・オブ・ザ・デッド(2014年製作の映画)
3.0
2時間を超える超大作ゾンビ作品。
もともと前後半で2作品の予定が1つに編集したことでこの長さになったとか。

前半の1時間はほぼ何も起こらない。
導入がとにかく長く、よく言えばしっかりと描かれている。しかしゾンビ作品にそんなことを求めている人がどれだけいるかと考えるとそんなにいないんじゃないかと思う。

後半の1時間は小さな田舎町がゾンビの大群に埋め尽くされ、王道のゾンビモノへと変貌する。
このパートは面白かった。
前半で背景がしっかり描かれるので、ゾンビモノにしてはそれなりのストーリーがあり、親子愛、友情、サッカー業界への問題提起、どれもチープな感じはしなかった。

シリアスな導入、展開にも関わらず、クライマックスで少しコメディ要素を入れてきたのは残念。
ゾンビから逃げるときにサッカーをする必要はなかったかな。

編集で1つの作品にしたとはいえ、作品の途中でエンドクレジットが流れる作品は初めてでした。
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