たま

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のたまのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場版と銘打ってのタタリ村潜入だったけどまさかの道玄がやられてしまったりグラドルの顔が歪んだり、学者おじさんの目ん玉がくり抜かれてたりジャンプスケアというかホラー演出は多めだけど、明るい屋外でやってるから開放感もあって、しっかり目を背けずに観れるので面白い

見所はやっぱり工藤の暴力シーンと妖怪大戦争ドッカンバトルみたいになったとこかな
ついに工藤の腕に愛用していた呪具が取り込まれて名実ともにパワー系になった工藤の拳が火を吹くぜって感じで自分でもホラー作品の感想の場で何を言ってるかって感じなんだけどほんとにそうなんだもん

市川さんも吹っ切れたように先生にナイフを突き立てるし皆覚醒状態になってて応援モードに入った

相変わらずSFチックなところだけよくわからないと思ってたけど今回でかなり謎が明らかになってよかった
鬼神兵とかいう大それた話は吃驚したけど、戦時中の兵器的なことと絡めての話になったのがすごく面白くて個人的に好きな流れだった
ちゃんとユウコ?ヨウコ?(だっけ?)が人間じゃないことの伏線も回収されて「先生」の目論見もわかった

そして工藤が関係している謎もわかった
工藤が、工藤の両親と再会して、「俺だよ」って両親に言った時に両親が子供の工藤と似ても似つかないおじさんを目の前にしてすぐに自分の子供なんだ「よく来てくれた」と言ったのが結構感動した
そして工藤の両親が通り魔に殺害されたという伏線を自ら回収してしまう工藤の行動になんかとても哀しくなったけど、こういう経緯で工藤の両親は死んでしまったんだ…とやっとわかって腑に落ちた
すべてが繋がってたんだということがわかるこの回は見応えシーンが多くて、まさに劇場版ってタイトルの内容だった

工藤と市川さんが戻ってこれてないまま終わるのがなんとも言えないけど、この2人はかならず戻ってくると信じて次回作も楽しみたいと思う
たま

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