もっとメチャクチャな映画かと思ってたけど、けっこうマトモ。自立、友情、親子愛押し。ちゃんとストーリーもある。
そのぶん、期待してたパワーは感じられなかったな。
なにかひとつ、とんでもなく突き抜けて面白い要素があればよかったのに。低予算映画に求めるのはそういうところだよね。
演奏シーンは文句なくカッコいい。ヘドバンきまってる。
それもそのはずヴォーカル以外は実在の実力派バンドのメンバーなんだね。
けど、この映画にいまいち乗れないのはゾンビを旨く料理しそこなってるから。テツオの扱い方、なんか違うだろ、と思ってしまう。
それに、「ウォーキング・デッド」見たおしてる身からすると、ゾンビの造形があまりにお粗末。数十年前のレベル。
この監督、音楽へのこだわりは伝わってきたけど、ゾンビへの
こだわりは伝わってこなかった。残念。