ぶちょおファンク

一分間だけのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

一分間だけ(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1 中盤★1 終盤★3

ここんとこタイのアクションを観ているので
タイのヒューマンドラマが観たくなり
プライムで探すも見つからず、
なぜだか本作が検索ヒットし、
同じアジア系なんで観てみることに。

原作は日本の小説らしく、
製作に日本も携わった台湾映画。

★1.5か2にしようかと思ったけど、
やっぱあえて★1にする!

とりあえずヒロインは見た目がサイコーに美人やのに
中身はサイテーというクソ女で、
冒頭に印刷所のイヌにハンバーガーをあげる
見え透いた優しさを見せんねんけど、
ハンバーガーのパティにはタマネギが入ってないとは言え、
イヌやネコはタマネギ中毒になるので
基本的に与えるのを避けたほうがいい市販食品のひとつ!!(確実にタマネギが入ってないのなら勿論問題なし)
もしパティの上に刻んだタマネギが乗ってたらどないすんねん!!😤😤😤

ホンマこいつクソ女で、
そんなクソがゴールデンレトリバーのリラと名付けたコと過ごすことでヒトとして成長するのかと思ってたら、基本ずっとクソでイライラ。。。

ようやくリラが癌で余命幾ばくもないのが判明して
飼い主としての自覚が芽生えるという。。。

確かにリラの最期のほうってペットを飼っていてそういう経験をしたヒトなら泣いちゃいますよ。。。
けどそれは紡がれた物語が素晴らしくて涙したのではなく、
そのときの想いが蘇ってくるから。。。
泣けたからええ作品なんて感じるのはただの勘違いでしかなく、
恐怖のドキドキと好きのトキメキを錯覚する“恋の吊り橋効果”みたいなもんです。。。

けどね、遅かったにしろ
“大切なもの、かけがえのないものに気づいて”
甲斐甲斐しくお世話をする彼女の姿は良かった。
そりゃあ早いに越したことはないけど、
何かをするのに遅すぎて無駄なんてことはなく、
行動することに意味があるんだと思う。

出来ればもっともっと彼女とリラ、
そして彼との関係を、観てるこっちが感動するくらいまでゆっくり丁寧に描いて構築していれば良かったんですけど、
キャラ設定、描写、展開、諸々雑すぎるが故に素材の良さを活かしきれていない!
もったいないなっ!って意味も込めてあえてこのスコアに。

リラと彼女のお別れのシーン、
そしてエンドロールあたりでの音楽と映像は繊細で美しく素晴らしかったのでそこは評価しとく!

ビッグというイヌの飼い主の女性、
どっかで見覚えが???
中国映画で佳作の
『七月と安生』
に出ていた女優だと思い出しましたっ!!


2018年141本目(データなし含め142本目)