このレビューはネタバレを含みます
ある港町を襲った悲劇を描いた、モキュメンタリー映画。
事の発端から町が壊滅するまでの顛末が、
生存者の証言や防犯カメラとか記録映像、
車載カメラ等の映像を駆使したPOV演出で綴られ、
じわじわと惹き込まれて行きました。
ただ、普通の映画とは違い、
あくまでもドキュメンタリーの体なので、
結局人類は滅びてバッドエンドとか、
主人公が問題を解決してハッピーエンドとか、
そういう解り易い「終わり方」はしません。
なので、サスペンスやホラーとしての
怖さは良い感じなのですが、エンターテインメント
としては少々物足りず、
面白かったのですが「もう一度観たいか?」
と問われれば、「一回で十分」な映画ですかね。
虫や惨たらしい死体が一杯出るので、
苦手な人は注意。