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女の穴のkazataのレビュー・感想・評価

女の穴(2014年製作の映画)
2.5
先日見た『好きでもないくせに』が意外と面白かったので、ふみふみこ作品(「ぼくらのへんたい」は結構好きでした…)だから期待して見てみたら……う〜ん、まあね、こんなもんだよね。

「私は宇宙人で先生の子どもが欲しい」とJKに言われて迫られる教師の物語なんだけども、まったり系な物語がグダグダ…ダラダラ……「このまま95分やられたらシンドイって」と飽き飽きしたところで、突然『女の豚』(同シチュエーションで別キャラの物語)が開始という構成。
するとこっちの方が"変態度&切なさ"が高いんで、『女の穴』に比べて映画的な見応えが百倍ぐらいあったから救われました。

ゲイの中年教師に恋をしたJKが、先生の弱みを握って調教し始める物語で、大好きな『月光の囁き』的な雰囲気が感じられて期待が高まったのだけども…映画として比べちゃうと、いろいろ甘くて弱い!

(布施紀行くんって『キャプテン』のキャプテン谷口だった子なのね…キャプテンの濡れ場を見るのはちょい複雑…笑)

(酒井敏也さんみたいなオネエな先生がいたら、それはそれで学校楽しかったと思う!)

(廃盤になってしまった『月光の囁き』のDVD再販して欲しい!…ってか、あの頃買っておけば良かったと激しく後悔)

(ラストもね…それをやるんだったら、市橋さんのビジュアルにもっと変化つけなきゃダメじゃないかな……そのまんまって初期の設定が全然生きてこない気がするんですけど)
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