史実に本当に忠実かどうかは別として、丁寧にコンパクトに描かれていて凄く好印象。ユーモアもあって面白い、けど悲しすぎるよ!
キーラナイトレイ最高。ベネディクトカンバーバッチ=アランチューニングの演技本当にすごい。
ドイツ軍の潜水艦Uボートの攻撃を読み取る暗号を探るキーワードを探すため、コンピュータの概念を創造し、1400万人に救ったけど、アラン本人は全然救われない悲しい映画。
誰にも認められず、迫害を受け、一方で愛する人を傷つけたくないあまりに不本意な行動をとらざるをえないジレンマに悩むカンバーバッチに悲しくなる。
友達の励ましやアランに理解を示していく過程、アランが心を開くために取る行動(おやつを配る)とかはほっこりするし、それを促すクラークの姿にキュンとする。
キーラナイトレイ=クラークの「誰にも思いつかない人物が、誰にも思いつかないことをやってのけるんだ!」という言葉が突き刺さる。
けど全然救われないよ。ひどいよ!
戦争は人を幸せにしないね。
この映画を見なければアランチューニングを知ることはなかったかもそれだけで見る価値あり