誰も想像しないような人が、
想像できない偉業を成し遂げる。
数学者アラン・チューリングの人生を描く。
これが実話だなんて...
第二次世界大戦時、英国政府は国家機密としナチスの暗号機エニグマを解読するチームを結成する。
研究者たちが難解な解読に切磋琢磨するシーンと、アランの青年期がバランス良く構成されておりかなり見応えがありました。
アランは自己中で協調性皆無。
才能のある人でもやっぱり周りとのコミュニケーションはやっぱり大切。
仲間達との溝を少しずつ埋めていく過程が微笑ましかった。
人間は自身が理解できない範疇を超えると集団で攻撃し、排除しようとする。
戦争下で思想統一しないといけないのは分かるが...多様性の実現って改めて難しいものだと思った。
ジェーンは本当に強くて素晴らしい女性。
アランが欲しかった言葉を、欲しいタイミングで掛けてくれる。
あなたが普通じゃないから
世界がこんなに素晴らしい