whiskey

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のwhiskeyのレビュー・感想・評価

3.8
有名なエニグマの解読に挑む話。数学者の伝記的映画であり、また戦争映画でもあるという興味深い作品だった。異端の主人公が迫害や疎外の中で信念に基づいて生きる、という話は少なくないけど、それが戦争の趨勢と密接に結びついていて、そこが面白いと思った。数学と戦争が対峙する。

見ていて、ラッセルクロウ「ビューティフルマインド」の前半を思い出した。また本作は実話であり、その事実が長年秘匿されていたという点は「アルゴ」にも通じるところがある。こんな話は全く知らなかった。

ある男がバーで美女にビールをご馳走するところから始まるエピソードが良い。そして、まだまだ解くべき問題が続くところも更に良かった。
あまり書くとネタバレになるのでこれぐらいにしておこう。

カンバーバッチは好きな俳優さんだ。比喩ではなく、文字通り眼の色が凄いよね。キーラナイトレイは「はじまりのうた」に続いて面白い役をやっていて、ますます好きになった。シャーリーズセロンともヘレナボナムカーターとも違う方向で、いろんな役を見せてほしい。