面白くなくはないのだが、何となく盛り上がりに欠けるまま終わった。実話に基づいたら、まぁそんなもんか。
天才の奇行という点では、『ビューティフル・マインド』を連想させる。カンバーバッチの演技やセリフは、アスペルガー症候群っぽい特性をよく表しているように思う。
イギリスで、戦後しばらくまで同性愛が逮捕されるような違法行為だったというのは知らず、すごく意外だった。歴史的に見て、日本は戦国時代には既に男色文化があったから、日本の方がゆるかったのかな? まぁそうだとしても、今では同性婚という点ではとっくに逆転されているか。