DVDで。
久しぶりに再見。
孤高で偏屈で人付き合いが下手な天才役が世界一似合う男、ベネディクト・カンバーバッチ。
今回は実在の人物、アラン・チューリングを演じてました。
コンピューターの基となるマシンを作ったアラン。そのマシンに少年時代に好きだった男の子(その子は結核で死亡)の名前を付けるの切なすぎる。ずっとクリストファーの好きだったんだね。
「嫌われ者は誰も助けてくれない」とアランに教えたジョーンを演じたキーラ・ナイトレイも良かった。アランが同性愛者でも一緒にいようって言ってたし、結局結婚はしなかったけど晩年のアランを心配して駆けつけてくれる優しさに泣いた。
史実はわからないけど、ジョーンと出会わなければ、暗号解読のヒントをくれたジョーンの友人のヘレンとも出会わなかったと思うのでジョーンは恋愛対象ではないがアランの運命の人であったと思う。
いやでもハンサムなヒューがバーでヘレンをナンパして知り合う運命もあったかもしれない。笑
同性愛者というだけで逮捕され、女性というだけで重要な仕事を任せてもらえない。そういう時代で苦しんだ人たちがいるってことを忘れちゃいけませんね。