昨日数十年ぶりに劇場で「ライフ・イズ・ビューティフル」を観たが
ストーリーは覚えているが、映像は80%以上覚えていなかった事実が
判明。…(。ω。*)))
あらためて見ることで新たな発見があったので、劇場で観た映画を
DVDで見返すことが少ないので、5年以上経った作品で好きな作品は
再度、見ようと思います。
第二次世界大戦時、ドイツ軍が使用していたことで有名なナチスドイツの
難攻不落の暗号器。その名前は”エニグマ”その組合わせは150×100×18乗以上の果てしない数値。
なんとその”エニグマ”の暗号を解読しドイツとの戦争を勝利に
導いたイギリスの天才数学者アラン・チューリングの激動の人生を
描いた映画です。
結果的に1千万人以上の命を救ったと言われる英雄なんですが、
「ハドソン川の奇跡」の機長のトムハンクスとは反対に、
彼の功績は英国の機密事項として一般公表されなかったのです。
そのチューリングを演じるのが、カンバーバッチ。
彼の演技も凄いのですが、難しい映画を面白く分かりやすく描かれ
ていてサスペンス要素もあり、最後まで飽きることなく見ることが
できます。
最初は、仲間から孤立して作業に没頭していたが、目的は人命を
救うことに変化していくことで、チーム一丸となって協力しはじめる。
昨日の「チア☆ダン」ではないですが、目的・目標の設定が共有できる
と人は頑張れるということ。その姿は見ていて美しい!
ラストは切ないですが、エリザベス女王の声明文に救われた気がします。