「ヒトラーの暗号を破った数学者」のようなお約束の邦題があったわけでもなく
主人公目線より暗号解読チーム物語として記憶
チューリングが実在したことも観終わって知った
チューリングが登場する本がきっかけで再見
「デカルトが見た幾何学の風景 (省略)
数学者の前には常に風景が広がっているのであって彼らはそれに目を凝らしそれをより精緻なのものにせんと
まるで風景に誘われるようにして数学をするのだ
数学者とはこの風景の虜になってしまった人のことを言う」
いじめ、ゲイ、軍との確執、風変わりな性格、アスリートだったことなどチューリングの人間性を知ってから観ると面白さは別格
自分にとっても新しい映画の風景だった
違う形で数学に出会いたかったなぁという後悔の念と数学者に対する親近感を持った