鴨抜き

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の鴨抜きのレビュー・感想・評価

3.9
第二次大戦時、敵国ドイツの暗号“エニグマ”を解読したチームの中心となった数学者アラン・チューリングを描いた作品。
“孤高の天才”をベネディクト・カンバーバッチが演じるとやっぱりハマるもんですね。
「兵は詭道なり」を地で行く大戦の中、英国政府の人々、暗号解読チームの仲間たち、そしてキーラ・ナイトレイ演じるジョーンなど、アラン以外の役者陣も何か画面に出てこない背景の深さを感じさせます。
そしてより強く感じるのがアランの中にいるクリストファーの面影。
全編を通じて伝わるアランの「孤独」が印象的でした。
鴨抜き

鴨抜き