映像:⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️
笑える:
怖い:
ためになる:⭐️⭐️⭐️
後半必見!!
【あらすじ】
第二次世界大戦下。天才数学者アラン・チューニングはドイツ軍の用いる暗号エニグマの解読に挑む。
当時誰も考えつかなかったような方法で、見る見るゴールに近づいていくチューニング。しかしそんな彼には、誰にも言うことのできない大きな秘密があった。
【感想】
アラン・チューニングの偉業達成とその後の壮絶で孤独な人生を描いていて、後半、特に最後の10分間のカンバーバッチの悲壮感むんむんの演技と、本編が終わった後のテロップの文面が良い!
天才数学者で偉業を達成したチューリングだけど、非常にパーソナルな問題で訴えられたり軽蔑の目を向けられる。そうして孤独になって、心身共にボロボロになったチューリングを訪ねるシーンというのが、最後の10分間。これがほんと、涙もの!!
チューリングが見るも無残な雑巾のような顔をして、元恋人に嫌味ったらしく言う。
「(普通でない僕に対して)君は普通の生活を手に入れたね。」
クラーク(キーラ・ナイトレイ)は答える。
「あなたが普通じゃないから世界はこんなに素晴らしい。」
そしてチューリング満足。
この"普通でない"と言うのは、天才で偉業を成し遂げた非凡な人という意味以外の意味合いもあるので、ぜひ映画を観て確かめてほしいです👏🏻
*これも素晴らしかったけど、伝記系だとビューティフルマインドを超えるものにまだ出会ってない…