赤尾慎之介

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密の赤尾慎之介のレビュー・感想・評価

3.8
天才数学者が暗号を解き明かすスリリングな物語かと思っていたが、一人の男が抱える絶望的な孤独を描いた作品だった。

そして、その孤独は「他者と異なること」に嫌悪感を示し、理解しようと歩み寄ることさえしない人間の愚かさによって生み出されている。

70年以上が経った今、何が変わったというのだろう。
赤尾慎之介

赤尾慎之介