『違うふうに考えるということは、考えていないこと？』
想像していたよりかなりエキサイティングな物語だ。
君はイチゴが好き。
僕はスケートが嫌い。
君は悲しい映画で泣き、私は花粉症。
何故違いが生まれるのか。
それはそれぞれの脳が違うふうに働いて違うことを考えるから。
この人の言葉はマザーグースの詩を思い出す。
いつからほんとの寂しさを抱えていたんだろうか。
クリストファーの言葉が彼に、彼の言葉が彼女に。
言葉や概念が人を通して継承されていくことをなんて言葉で表現したか失念。
色んな人の人生は何か秘密の力で左右されたりしてんのかな。神様の真似事してみてるみたいだな。
時代とはいえ、おかしいとされていたことのおかしさ。
私も彼女みたいな結婚観はありな方です。
夫婦は親友になれたら長く一緒にいられるような気がした。わかんないけど。
お願いだから報われてくれと泣いてしまって、最近よく泣くなわたし。どうした。
ほんとのことしか言えないし、相手の言う通りにしか受け取れないひとが抱える嘘や秘密の大きさに泣いてしまうよ。なんも手伝えないのが歯がゆい。
皆の代わりに、誰かの為に、重たかったろうな。
彼みたいな人が、今の私たちの普通を支えてるんだな。
全然知らなかった。ごめんね。（って謝りたくなる気持ち、なんだろ
