ニャー

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のニャーのレビュー・感想・評価

3.8
今では誰しもが当たり前のように使う"コンピュータ"も、"ヒトラー"が脅威となる時代では何千万もの人々を救う事のできる"マシン"だった。
これは実話に基づく物語。

1939年、ヒトラー率いるドイツ軍が扱う暗号機"エニグマ"を解読するべく優秀な人材を集めチームを結成する。
その内の一人"チューリング"はずば抜けた頭脳の持ち主だったが、協調性に欠け仲間達と反発し合っていた。
チューリングは一人、エニグマに対抗すべく解読装置"クリストファー"を設計し製作を続けるもはかどらずにいた。
そこに、新たな仲間"ジョーン"が加わり
チューリングと仲間達との関係を取り持った為に解読装置クリストファーは急速に完成する。
だが、毎日暗号を変えてしまうドイツ軍に解読は行き詰まってしまう。
しかし、重要なヒントを発見し事態は大きく好転しつつも新たな問題に立ち塞がれてしまう...。

内容は難しいし、ナチスだとか戦争だとかで人を選ぶ作品かもしれないけど、一人の"優秀な変わり者"に焦点をおいた内容だから戦争モノに全く興味の無い自分も結構楽しめた(*´-`)
やっぱり実話ってトコに面白味がある!
自分のやりたい事に全力で打ち込んだチューリングは幸せだったんだろうか…?
しみじみ(*´・д・)...Are you happy?
ラストはかなり切なかったが、一人の男の生き方としては格好良かったのではなかろうか。
人知れず大勢の命を救った人間は、人知れず死んでいくのね🙏✝️
そんなん格好良すぎるケド、格好いいって事すら知られていないのは悲し過ぎるわ~。
歴史をもうちょい勉強しようかしらw
"ベネディクト·カンバーバッチ"(言いにくいわっ!)の独特な存在感が凄い好きで前から気になってたんだけど、最近重そうな内容の作品は胃もたれするから避けてたんやケド見て良かったわ(*´ω`*)

"時として 誰も想像しないような人物が
想像できない偉業を成し遂げる"
ニャー

ニャー