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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のstandfieldのレビュー・感想・評価

4.2
<感想>
第2次世界大戦が繰り広げられていた時代、ナチスの戦略を暴くために活躍した実在の人物を映画いた物語。
最初はミステリー映画と思っていたが、全然違った。歴史ドラマだった。

あの大戦の裏でこんな偉大な活躍をしていた人がいたなんて、今まで聞いたこともなかった。
彼が異常な人間だったからこそ、大勢の人々を救えた。彼なくして、今の未来はなかった。
それが心から理解できる作品。

<印象に残ったこと>
・ベネディクト・カンバーバッチの演技は見もの。アスペルガーならではの空気の読めなさや協調性のなさが伝わる
・中佐がソ連のスパイだったなんて!!!
・アランの過去と現在とが交錯しながらうまく物語が進んでる
・アランが最後、自殺してしまうなんてショックだった。
・1885年から1967年まで同性愛者は処罰の対象だったらしい。つい50年前までそんな弾圧があったんだね。

・「時として、誰も想像しないような人物が、想像できない偉業を成し遂げる」
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