やし

砂上の法廷のやしのレビュー・感想・評価

砂上の法廷(2015年製作の映画)
3.5
好きな俳優さんが良い作品に出るとは限らない。

好きな俳優さんだからといって主演作が全て好きだとは限らない。

だから好きな俳優さんには出来るだけ良い作品に出てほしいと願う。


キアヌ・リーブス
『SPEED』以来、好きな俳優さん。

ホームレス暮らしをしていたり、"変わり者"との世間のイメージはあるが、やはりスクリーン上の彼は映える。
彼の雰囲気が醸し出す"説得力"は物語に厚みを与える。


てことで、
キアヌが良作に出てくれて良かったと思えた作品。


今回は「法廷もの」。
物語は法廷で始まり法廷で終わる。
無駄な描写は一切排除。
この登場人物は誰で、誰とどんなつながりがあるのか、
そしてどんな映画なのか、
考えながら鑑賞。


1分先の展開も分からない。
味気のない色味さえ計算か。


予想できない。
ましてやあのラストは。



あっ、レニー・ゼルウィガーがどこに出ているのかも途中まで分からなかった。
変わったな……。
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