ジャンヌ・ダルク裁判に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『ジャンヌ・ダルク裁判』に投稿された感想・評価

Sho

Shoの感想・評価

3.7
ドライヤーのジャンヌダルクと見比べると、どちらが良い悪いではなく、映画というものの幅の広さにただ驚かされる。
o

oの感想・評価

-

カール・ドライヤーは時代的かつ逆説的にサイレントによってその異常さをドラマティックに描いてみせたけれど、ジャンヌ・ダルクの異端審問はやはり言葉の応酬に真髄があると思わされる。
誘導質問には答えず、自…

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始まりと終わりを告げるけたたましいドラム。ブレッソンが痛烈に批判した『裁かるるジャンヌ』へのアンサー。処刑台へと向かう足取りのクローズアップが堪らない。彼女を躓かせようと一瞬映る誰かの足のように、こ…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.2

やっぱり題材がまずすごい。世界最古の法廷劇に、人間性のあらゆる面が集約されてる。

これがブレッソンによって調理され、ドライヤー版よりもさらに人間味あふれるジャンヌの肖像が、人間味の薄い冷淡な演技と…

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缶々

缶々の感想・評価

3.5
天ではなく眼前をただ見据える姿こそが告示の明証。審問官は視線から逃れるように、それが悪魔だと信じんがために言葉を投げた。
あお

あおの感想・評価

4.5

演技素人の子をキャスティング。裁判ドラマ。普通の裁判の一つとして淡々と描く。ジャンヌ・ダルクをあくまで普通の子として描く 陥れられた普通の子の生と死。でも自分自身の罪を被りますというスタンス。

無…

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y

yの感想・評価

-

一貫した冷徹な描き方
ストイックなリアリズムと歴史映画

裁きに苦心する教会の人間(権力の象徴)の煩悩、欺瞞とジャンヌ・ダルクの聖女然とした意志の強さ(反権力の象徴)。
こうした人間の対立構造が描…

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S

Sの感想・評価

4.0

2022/01/19 Blu-ray

ブレッソンは、カール・テオドア・ドライヤー監督『裁かるゝジャンヌ』(1928)を否定した上で、本作を制作したが結果として、同様のアプローチを取っていると評価さ…

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mementoore

mementooreの感想・評価

4.3

英語字幕で見たのだけれどものすごく楽しめた。
人が部屋に入ってきて、ものすごく早いリズムで会話がなされ、終わると人が部屋をさり扉を閉める。この繰り返しが前半ずっと続く。ブレッソンは本当に短いシーンで…

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フロランスドゥレのジャンヌ、強くて美しい!
ドライヤーはか弱さを強調する演技がサイレントなのに煩く疲れてしまったが、こちらは良い。
ブレッソンの簡素さがやはり性に合う。
彼女の荷物、交差された手。

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