メイザ

それでも恋するバルセロナのメイザのレビュー・感想・評価

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
3.5
なんてことはない、おイロケむんむんオトコにどうしようもなくハマってしまう3人のダメンズ女子の恋話。。。ですかね。

「自分が何を求めているのかは分からないけど、何を求めていないかはわかる」っていうのは名言だなぁ・・・。

そのオトコからいかに三人がそれぞれサバイブして帰ってくるかが最大の見せ場なんですが、うーーーーーん。しかもそのムンムンオトコってのが、「ノーカントリー」のおかっぱへんちくりんシャツのカレでして(笑)

でも3人いることで微妙なバランスが保たれて成り立っていく関係っていうのはちょっとわからないでもないかも。ベッドまでシェアできる関係というのはさすがに想像できないけど(笑)

しかし、ペネロペはスギョイね!!美貌を醜く歪めて相手を口汚く罵倒する様子は圧巻でございます。そしてそんな醜い姿をさらしてもあの小鹿のようなキュートさは失わないのはまさに奇跡。ってか、もはやズル過ぎ。スカーレット・ヨハンソンは「ザ・スピリット」のシルケン・フロス、「そんな彼なら捨てちゃえば?」のアンナと立てづづけに観ましたが、やっぱエロイねぇ~ww

ウディ・アレンらしく、ところどころにナレーションが入ってテンポよく進む感じ。にしてもちょっと煩いんだよなぁ。心象風景を説明しちゃうナレーションって、それ以外の解釈を観る側に許さないということなんだよね。受け取り方を強制されるというか、あんまりにもがんじがらめにされるのはやっぱりヤなのだ。。。
2009年08月24日 22:38
メイザ

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