伊達巻

それでも恋するバルセロナの伊達巻のレビュー・感想・評価

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
4.6
どうせおもんないウディやろって思ってたのにめちゃくちゃおもろいウディだった、ちょうどよく笑えるし画は素敵だしさり気無い台詞にも心揺さぶられる、訳のわからん演出も楽しい(公園で事が始まる瞬間のくだらなさ)!「数千年の文明を経ても未だ人類は愛を知らない」ってなんだか妙に説得力があった。ペネロペスカヨハらみな演技が素晴らしいのは言わずもがな、バルセロナの圧巻の街並みもしっかり映してて最高に良いし(いつかぜったい行ってみたい)、何よりかわいくて魅力的すぎる部屋部屋にインテリアよ…!!なんつー家に住んどんや〜いいなぁ〜〜のびのびしてていいなぁ〜〜〜こんな自由な生き方がしてみたいもんだ(いくつかの台詞に象徴されてることを挙げるまでもなくもっと自由に生きてもいいんだよって教えてくれるような映画でもある、いやほんとそう)!まだ全部は観れてないけど、数作のぞいてマッチポイント以降の彼はだいぶ当たりな作品が多いかもしれない。詩で世間と闘うじっちゃんの地元民感がよかった、何気ないけどこの作品の核を為してるのは彼の存在ではなかったか。オチはまぁちょっと雰囲気に任せすぎかなて思わんでもないが、この作品にあれ以上求めたらよくわからんことになるしあれはあれで中途半端で完璧、だと思う
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