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それでも恋するバルセロナのなのネタバレレビュー・内容・結末

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

一方は自分が望むものはわからないけど望まないものはわかってて、自分を奔放に探し求める

一方はわかっていたはずの自分が望むものがわからなくなってしまうが、目の前の安定を手放してまで探す勇気はない

タイプの違う凡人2人と狂った天才と自由な芸術家のバルセロナでのひと夏。

自分の感情を爆発させてる人を第三者として見ると、その時は爆発の衝撃波でこちらも不安定な気持ちになるんだけど、俯瞰したり、過ぎ去ってみると、美しいと感じる。(自分が当事者の時はそんな感受性はどこかに行ってるが。)
何が言いたいかってペネロペクルスの美しさよ。

口出しはするけどお互いをフォローし理解しようとするから決別しない友人関係は素敵。色々な思いを抱えつつも結局元通りの日常に戻っていく。全部忘れちゃうってわけじゃないけど、そう簡単に変化しない。そういうもんよね。わかる。それでも非日常は魅力的だし、そこから何かを得て変化したいと思っちゃう。

でもまずは、初対面の奔放セクシーイケメンについていっても殺されもしなければ病気ももらわないし、妊娠もしない、何も盗られないし遊ばれてポイってわけでもない世界と人間的魅力を私にください。

スペインに行きたくなる🇪🇸🍷
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