ペコリンゴ

半分処女とゼロ男のペコリンゴのレビュー・感想・評価

半分処女とゼロ男(2011年製作の映画)
3.4
記録。
「ここはヴァージンシティーかよ!」

いやいやなんちゅうタイトル(笑)
ゼロ男はまぁ分かるとしても半分ってどうゆうことじゃ?

自分が誰かも分からない記憶喪失の警察官、桜木は、性的興奮に伴って自分の額に「0」と浮かび上がることに気づく。翌日股間を弄りながら後輩と交番に遊びに来てた外国人を見ると、彼らの額にはそれぞれ「3」と「55」が。その後、どうやら自分が童貞であるらしいことに気づいた桜木は、交番を覗き込んでいた「0.5」の女性に接触する。

…えっと発想が中学生ですか(笑)
なんかそうゆう漫画ありましたよね?経験人数を可視化する特殊能力的なやつ。今にして思えばそんなの見えたところでどうすんねんって感じですが、思春期の頃は多少憧れたような気もします。

てな感じで、恐らく中二くらいの少年の半数が羨むであろう能力ではありますが、本作の主人公の場合は結構不便。なにしろ股間弄りながらじゃないと発動できない。警察官なのにポッケに手突っ込んでモゾモゾしながらパトロールする姿はかなりヤバめ。こんな奴には絶対に取り締まられたくない(笑)

でもね、これ実は単純なエロ映画ではなくて、そういうことかー!って意外性があってなかなか良き。「0.5」女を演じたしじみが良い味出してましたしね。しじみだけに。

個人的にはもう少し短くても良かったかなぁって思ったけど、案外楽しめました。