このレビューはネタバレを含みます
<ザックリ評価>
実録エンタメ風ヤクザ映画。
<魅力>
・ヤクザ的人間模様
<不満>
・特になし
<詳しい感想>
お互い懲りずに関係を続けてる文太と金子を観ると安心する。回を追うにつれ任侠オーラが出てくる前者に対して、どんどんヤクザっぽさが削ぎ落されていく後者は対照的。地味ながら人間模様の緊張感がなかなかのもので、安全保障の為の同盟関係の強化によって事が大きくなっていくさまは、第一次世界大戦の様だし、背景の朝鮮戦争を代理戦争として引用したナレーションのセンスは秀逸だったと思う。