ぐち

革命の子どもたちのぐちのレビュー・感想・評価

革命の子どもたち(2011年製作の映画)
2.4
興味深い題材だけど、革命家の子供よりも革命家自身の説明に映画の半分くらいを使ってたのがちょっと残念。
仕方ないし、私も彼女たちの親について知識がないから知りたい情報だったけど、やっぱりその子供であることの心情や現状にもっと踏み行ってほしかった。
でも特にベティーナさんは、母について深く話したくないように感じたので仕方ないのかもしれないけど。
重信さんパートは当時の生活の様子とか、異なる文化圏を跨いできた経験とか、どこにも国籍がなくて寄る辺ない感じが伝わってきて興味深かった。

しかし圧倒的に映像資料が少なくて…ニュース・資料映像とインタビュー映像が大半だと書籍でもよかったのでは?と思ってしまう。
当時の映像が少ないのは仕方ないから、他の映像ならではの表現を模索してほしかったなと、同日に『消えた画』の素晴らしい表現法方を観たからよけい思う。
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