仁義なき戦い 代理戦争の作品情報・感想・評価

仁義なき戦い 代理戦争1973年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

4.0

「仁義なき戦い 代理戦争」に投稿された感想・評価

ヒョー

ヒョーの感想・評価

5.0
100点
『仁義なき戦い』シリーズで一番好きな作品。
バイオレンス全開というより組織同士のジリジリとした心理戦中心の政治劇。

この作品から小林旭演じる武田が登場。
このシリーズでもお気に入りの登場人物の一人だ。

とにかく山守組と打本組、双方の騙し騙され胃の痛くなる駆け引きが続いていく。
本当に良く出来た脚本だ。

全シリーズ全てに共通しているが、日本映画を代表する役者陣による壮絶な演技バトルが素晴らしい。
主役級だとか脇役だとか関係無く、自分のシーンでは一番目立ってやろうとする精神。
脂の乗った時期の役者陣の演技もこの映画が時代を超えて見る者を熱くさせる要因の一つだ。
り

りの感想・評価

3.7
広能と山守の対立構図が鮮明になる本作。ヤクザの汚さ、狡猾さがより表面化してくる。
みんな自分の命が可愛くて、前線に立とうとしない辺りが戦後ヤクザから変わってきたんだなと。
渡瀬恒彦のような若い下っ端が犠牲になるのは、どの時代、世界にも通じることでなんだかやるせなかった。
山守組長は本当に運が良いというか、とことん持っているなぁっていうのが正直なところ。
しかし、菅原文太、小林旭、山城新伍、成田三樹夫、田中邦衛がワンシーンに収まるっていうのは笑っちゃうほど凄い。
広能組の中で白地に赤の柄シャツが流行ってたんかみんな着てて可愛かった
SN

SNの感想・評価

3.2
拗れていく人間関係


大分人間関係が理解できてきたが、3本目で一気に複雑になり、正直付いて行けなくなってしまった。義理人情に厚い広能が相変わらず山守に振り回され、義理を通すが故に孤立しだす様は観ていてもどかしさがある。
頑張れ広能!やったれや広能ぉぉおお!!と思ってる間におわっちゃった。
sillny

sillnyの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ままままままままままま槙原ぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!
ねじ

ねじの感想・評価

4.2
3作目も安定の面白さ。初っ端死んだはずの若杉、梅宮辰雄出てきて混乱した笑 倉本役の渡瀬恒彦さんの鬼気迫る演技が素晴らしい。菅原文太さんが男前すぎる。この時代の女優さんて綺麗な人多いなーて思う。今まで昭和の映画を見ることは無かったけど、役者さんの演技に厚みがあって見応えがある。
折り返し地点の3作目!コレまた面白い!
村岡組の杉原が殺され、広能(菅原文太)は山守に引き戻されるところから始まります。
まず異常に複雑!登場人物の多さも然り、前作で死んだはずの梅宮辰夫や渡瀬恒彦が全く別のキャラクターとしてしれっと再登場したりするので、誰が誰でどの組の誰なんだと混乱。途中一時停止、巻き戻しを繰り返しながら観ましたよ。後半になってからはだいぶ頭に入ってきて楽しむことが出来ました。
村岡組の跡目争いがキッカケで話がどんどん大きくなる今作ですが、山守(金子信雄)と槙原(田中邦衛)の拍車がかかるウザさが最高で、山守が打本(加藤武)を煽るところの金子信雄さんの演技なんてのは堪らないですね。
最終的に広能はそこら中から嫌われる存在になっちゃってるし、私の好きな松永(成田三樹夫)も退場しちゃってこの先どうなる???って感じですね。
倉元(渡瀬恒彦)の人生がヤクザの下っ端の儚さを表していますね。良いヤツというだけではのし上がれない世界というのが嫌という程思い知らされました。
個人的には武田(小林旭)のヴィジュアルがどストライクにカッコよくて惚れ惚れしました。
31monks

31monksの感想・評価

3.4
まさか骨がああなるとは・・・ オープニングのテーマがかっこよすぎて痺れた。

このレビューはネタバレを含みます

戦後の広島で起きたヤクザの広島抗争について、当事者である元組長が獄中に記した手記を基にしたノンフィクションの映画化作品の第3弾。
広島の暴力団・村岡組の跡目候補だった杉原が殺された。
広島での勢力を巡る広島・呉・神戸の暴力団の思惑が交錯する中、しだいに抗争の火種が燻り始めていく。

「仁義なき戦い」シリーズの3作目という事になるけど、ストーリー的には1作目の後の情勢を描いているのでこちらが直接的な1作目の続編という事になるのかな。
これも2作目から5カ月後の公開という事になるわけだけど、こういったプログラムピクチャー的なハイペースでの制作も時代を感じるところですな。
それでいて映画内容自体の熱量が全く落ちていないのがすごいところだわ。

本作ではいよいよ神戸・明石組の介入によって事態がこじれ、第二次広島抗争の下地が出来ていくあたりが描かれるわけだけど、組織や個人の思惑が入り乱れに乱れ、集団心理を描いた群像劇としてはとても面白い。
そういう意味では、どちらかというと個人のドラマになっていた2作目に比べても完全に1作目のテイストに戻っていて、実録ヤクザ映画という風格たっぷりの作品に仕上がっていると思う。

その中では主役の広能(菅原文太)は昔気質なヤクザの感じがあって、観る側に共感しやすくなっているけれど、これは作劇的な都合もあるだろうか。
広能組に入ることになった若者の倉元(渡瀬恒彦)も観客の感情移入要員だよね。
初っ端の不器用な感じから、苦労させてる母親に洋モクを渡す関係性を見せつつ、最後は功を焦って返り討ちに遭うという若衆の一人。
基本的に組織間での情勢下では脇役でしかないものの、エンディングでの広能の怒りに直接繋げさせるためのキャラクターであるという意味ではドラマツルギーにとってとても効果的なキャラクターだ。
演じた渡瀬恒彦は1作目で別のキャラを演じていたけど、しれっと別人での登場ですな。
そういえば梅宮辰夫や川谷拓三も前作までとは別のキャラで2回目の登場だけど、その辺のおおらかさは良いねえ。

展開的には相変わらず山守組のタヌキ親父(金子信雄)が話をこじれさせているように思うんだけど、広能目線で観ているとどんどん憎しみが高まってくるのでたまりませんな(苦笑)
打本組の打本も肝心なところで弱腰のくせに策謀めぐらしてイキがってる感じが、憎まれ役としていい味を出しているよな。
演じる加藤武もそういう実業家ヤクザの雰囲気を上手く出してるところがさすがですわ。

本作は第二次広島抗争を描いた次作「頂上作戦」ありきの終わり方をするのだけど、広能の怒りからの引きが続編への引っ張り方としても上手い。
そりゃあ観たくなるよ。
KURUTO

KURUTOの感想・評価

4.0
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