シャンタル・アケルマンの「囚われの女」同様、妻に対する妄想に取り憑かれた男映画
気持ち悪い。実に気持ち悪い。
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螺旋状な階段を上がる時にカメラが回転するかと思いきや45°に傾き固定されるといった奇妙な演出がちらほらと見れて面白かった
そして「鏡」が登場人物の状況を表すアイテムとしてとても活きていたのが好き
鏡の大きさや位置、鏡に映る物や人など多くのシーンで活用されていた
しかし全体的にストーリーが面白いかと言われれば普通なのが勿体無い
これをシャブロルではなくクルーゾーが撮っていたらどうなったのか