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女神は二度微笑むのデイのレビュー・感想・評価

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)
3.8
今年6本目のインド映画。
もっと観てると思ったけれど、そんなもん?(^_^;)。

私は余りサスペンスミステリーを好んで観るほうじゃ無いので…
でも、サスペンスミステリーを好んで良く観る人には脇が甘い…予想がついてしまう…
ような映画だったらしいです(>_<)。

私もなんとなく、予想は付きましたけれどもね…。

でも、予想がつくのが悪いとは一概に言えないと思うのです。
色んなヒントを散りばめている場合もありますしね。

だいたい、「最後の大ドンデン返しにビックリしました☆」って書いてるかたは、それでもうネタバレなんじゃないかなーぁ(^_^;)…。

この映画は大ドンデン返しはありません…と”敢えて”書いて置こうかなーぁ(^_^;)。

私は観終わったあと、一つ分からないところが出て来てしまい(>_<)!!解説を読んでしまいました(^_^;)。

2年前に起きた地下鉄テロ。このテロは何故起こったのか…の理由は描かれてませんでした。

こ、これぐらいは書いて良いですよね(>_<)?!


2年前に起きた地下鉄のテロ事件と
夫が失踪した妊婦の女性を絡めてゆくサスペンスミステリー。

お腹の大きいヴィディアはコルカタに行ったっきり一ヶ月も帰って来ないし連絡も取れない夫を探しにロンドンからコルカタのとある町へとやって来ます。

そして、その町の警察署を訪れます。

このヴィディアが美しいのなんの!!

「赤ん坊が生まれるから旦那が怖くなって逃げちゃったんだろ?」
って、
警察署の署長さんは、ヴィディアの夫捜索を
まだ半年の新米巡査のラナに任せてしまう。
ま、丸投げ…。
(署長さんのキャラも好きでした(^_^☆♪)

ラナがまた優しくて素敵な男性。

ラナは絶対にヴィディアに恋をしていたよね?(T_T)?

そしてヴィディアも少しだけ…。

足元が悪い場所でラナがさりげなくヴィディアの手を繋いだ時、ヴィディアもちょっとだけ、胸がドキドキしていたもの(T_T)。ドキドキしてたはず!!

私はそう思いたいです(T_T)。

ああ…にしてもコルカタ…。
ムンバイとは全く違う。
ガンジス川があって、人がもっと多くてゴミゴミしている。
人々は余り裕福じゃない。というか貧しい。
たくさんの人人人。
治安も悪そう。

学校に通えてる子供もいるけれど、学校に行けずに働いている子供たちのほうが多いんじゃないかなー。

チャイティー運びの男の子。

そして、ヴィディアが滞在した安ホテルで働いている男の子がまた可愛いかったですー(>_<)!!

ヴィディアは子供の心を掴むのか上手いのーぉ。
そりゃ、あれだけ綺麗だったらねーぇ。
さりげなく、子供の頭をポンポンってしたりね(^_^☆

わ、私だって何故か見知らぬ4〜9歳ぐらいの男の子とおばあちゃん?にはモテるんだぞー!!
って、競ってどーする(^_^;)汗…。

まず、ストーリーは置いといて…
コルカタの空気や
あとフィルムの感じがオレンジ掛かっていて、ウォンカーワイ監督の「恋する惑星」や「天使の涙」みたいなのを感じたな。
香港ノワールならぬコルカタノワール。

ヴィディアが滞在している安宿の窓から見えるコルカタの通り…。
町の汚さやゴミゴミした感じ。
そこに暮らす人々の様子…。

コルカタのお祭りのシーンがまた良かったなー。

お祭りの通りのシーンが切なくてとても好きでした(T_T)。

サスペンスミステリーだけれど、切なくて胸がキーゥっとなる映画でした。

どちらかというと恋愛映画目線で観ていました。

とても素敵な映画でした☆


やっぱり、インドの子供は可愛いし、ホテルで働く男の子の笑顔に心救われたなー。
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