前方後円墳

ガールフレンドの前方後円墳のレビュー・感想・評価

ガールフレンド(2004年製作の映画)
2.0
6人の監督が女性を主人公に愛とエロスを描く『ラブコレクション』のシリーズ。
愛とエロスという題材のせいか、かなり強引な愛情描写をしている。女性が女性のヌード写真を撮ること自体は問題ないが、終盤にお互いが心を通わせるのはともかく、ヌードになって身体を見せ合うその勢いが理解できない。
あとミホ(河井青葉)は父親(田口トモロヲ)とのエピソードもあり、成長を見ることができるのだが、キョウコ(山田キヌヲ)は大きな成長はないところが物足りない。

また、時間軸が前後して複雑なのだが、登場人物の心象に効果を持たせるための意味をもっているのだが、序盤のあたりは何も理解できていない状態もあり、かなり困惑する。

あと残念なのが、山田キヌヲも河井青葉も役者としての存在感がない。