退屈で面白い映画だった。
私はちょうどジョシュ夫婦と同世代
若い世代に感じている焦燥や憧れや嫉妬そのもののような気がした
コーネリアのお父さん世代（60~？)と、ベン・スティラー世代(40代）、ジェイミー世代（20代）の違いが描かれてて、それぞれが「あー・・・わかる」って感じ
新しいテクノロジーを取り入れるだけ取り入れて使いこなしてるつもりで、現役の先頭のつもり、でも若い世代の自由さに憧れたり、やり方やモラルの違いに戸惑うし、時代だと思っていても自分たちが積み重ねてきた苦労を正しかったと思いたいし、でも時代が変わっていくのを取り入れて寛大な先輩のフリもしたい。本当は嫉妬の塊でも。
体は老化していくし、毎日のルーチンが変わると体が持たない。かといって親世代のように達観するには若すぎる。めんどくさい世代
そんな痛みを的確に描いていて鏡を見せられるようだった。
でも良いんだもん。慰めながら、懐かしみながら、嫉妬しながら年取っていくんだもんね。しょうがない
そして若者よ、君達も同じ道を行くんだ。今は絶対そうならないって断言していても
