なんだこの胸のざわざわは!!!!!!!
年齢的にはダービー＆ジェイミーと同世代なんだけど、コーネリア＆ジョシュカップルの憂鬱や焦燥感がすごくわかるんだんよなー、ひしひしと。
これ作った監督さん自身はどの世代なんだろ?真ん中の30代かな?
自分たちより若い世代はもちろん、同世代のアラフォーカップルにも子供がいないというだけでフィットしないし、何故かやたらに小馬鹿にされる。
はたまた20代の若者たちとまだまだ渡りあえるなんて思ってたら結局うま〜く利用されちゃうし...。
ダービー＆ジェイミーもコーネリア＆ジョシュもアラフォー子持ち友達カップルもどこかで皆自分ら以外がよく見えて輝いてて羨ましいのかな。隣の芝は青く見えるってことなんだろう。
だけど、100%満足とはいかなくてもある地点で自分なりに落としどころを見つけて人生を歩んでいかなければいけないんだなと。そもそも"こうあるべきだ" "こうでなくてはおかしい"っていうステレオタイプな考え方に無理やりに自分を収めようとするから苦しくなるのかな〜。日本はステレオタイプにまみれてるけど、意外にも自由の国アメリカ人もそう変わらないテーマで悩んでるんだなということが新鮮な驚き。
散々掻き回されたけど、最終的にはコーネリアとジョシュの愛と絆が深まったのは満足のエンディング。ジョシュ達とジェイミー達の決定的な違いは、年齢と経験を重ねた分だけの絆と、遠回りしても分かり合える、受け入れられる理解力だな。
ダービーとジェイミーはきっと二人のようにはならない、なれないと思う。
両カップル互いに学び合えたとポジティブに解釈したいけど、ダービー＆ジェイミーは二人から何か学んだなんて教えてもらったなんて謙虚さ持ち合わせてないだろうけどね。"若い"から。
最後に、アダム・ドライバーの終始ヘラヘラ感、小生意気感、そして悪びれなさ最高!!!
