ヤングアダルトニューヨークという映画について綴る。
本作では中年夫婦と若年夫婦の交流が描かれている。
この映画の前半では中年夫婦は若年夫婦に影響を受けて一緒に日々を楽しんでいる。
観ていても楽しい。
けれど後半は少し展開が変わる。
大抵の人がいずれ経験することになる身近で現実的な問題、ジェネレーションギャップに悩む姿が描かれている。
この映画の後半で中年夫婦の夫は若年夫婦の夫に不満を持ち、悪魔とまで呼ぶ。
しかし、彼はこの映画の最後でこう言っている。
「彼は悪魔じゃないよ。若いだけだ。」
歳の差を超えた関係に憧れは皆あると思うが実現するのは想像以上に困難なのかもしれない。