これまでのストーリーで『男の子が青年に成長』し、視野が広がることで見える『家族の絆という呪い』
『ラプラスの箱』を巡る戦いが地球に波及し、地球側勢力の首都を攻撃されることとになる。
『構図でいう敵側』と行動を共にする主人公はその生活の中で絆を見出しつつ、その絆の根源は?というところを考え始めるところから始まる本作。
ガンダムUCの折り返し地点であるエピソード4。
非常に少年漫画として…、いや一人の人間として見ごたえがあるエピソードだと思います。
『偶然のような必然』でガンダムに乗り込み、敵と『呼ばれるもの』を知り、『自分のできること・できないこと』を知り、そして次は自分の手の届く範囲の人々と向き合う。
絶妙に主人公の視野拡大縮小する、なんとも丁寧な作品だなと感じました。
1話でいきなり事件の当事者になり、2話で事件の関係者と関係者の世界を知り、3話で自分のできることを知る。
そして、自分自身から少し拡大し自分の周りにいる最小単位である『家族』というものとの向き合い考える。
最高のエピソードだと思います。
各々の『家族』というものも明らかになり、各キャラクターへ心を寄せたいという思いも生まれる作品ですので、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか!
※ガンダムファンの好きなモビルスーツも出てきますよ!