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怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアスのkazu1961のレビュー・感想・評価

2.8
▪️Title : 「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」
Original Title :※※※
▪️First Release Year:1972
▪️JP Release Date :1972/12/17
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-430 再鑑賞
🕰Running Time:85分
▪️My Review
この時代に東宝特撮映画でゴジラシリーズ以外にこんな作品があったことはご存じない方が多いかもしれません。私も子どの頃に観て以来全く失念していました(笑)
この映画、怪獣を題材にしたジュブナイル作品です。「ウルトラマン」で有名になった飯島敏宏監督のデビュー作品。飯島監督の演出は、大工の熊さん(三波伸介)や発明家のおじさん(犬塚弘)といった人間サイドのキャラクター(いかにもコメディ!!)とダイゴロウとの交流を明るいタッチで描いていたほのぼのとした世界観です。
特撮パートは足や腕などダイゴロウの部分模型を俳優たちと絡め、その実在感は見事に再現されていますが、円谷プロ10周年記念作品にしては、ゴリアスとの対決シーンなどの特撮部分は物足りないものがあります。。。
二大怪獣の対決シーンよりも、三波伸介、犬塚弘、小坂一也、小林昭二など名優たちの誠実な演技が目を惹きます。
本作は、円谷プロダクション十周年記念作品として製作されました。円谷プロダクションとしては初のオリジナル怪獣映画でもあります。監督の飯島敏宏によるファンタジックな世界観が特徴の心優しい怪獣映画となっています。また東宝らしくやはりこの時期の海洋汚染や大気汚染、核問題にも言及していますね。そして、主題歌は懐かしの子門真人の「ダイゴロウ対ゴリアス」。。。

物語は。。。
原子力潜水艦の海底爆発事故で海底の太古の地層に埋って眠りつづけていた怪獣が眼を覚まし、東京湾に現われました。たちまちのうちに自衛隊によって殺されてしまいましたが、あとにその怪獣の赤ん坊が残りました。グイゴロウと名付けられたこの怪獣は国で飼育することになりましたが、食べるは食べるは大変な大食怪獣で、とても国税でまかないきれなくなりました。そこで役人はアンチグロウという成長が止まる薬を注射しようとします。ところが、子供たちは動物愛護の立場からダイゴロウに同情して大反対して。。。

小林昭二が仮面ライダーの“変身”をパロってるシーンがあります!!(この前年から仮面ライダーが始まりました!!)

▪️Overview
国家機関の手で育てられた子供怪獣・ダイゴロウが宇宙から飛来した大星獣ゴリアスとバトルを演じる、円谷プロダクション10周年記念作品として製作された怪獣コメディ。監督は飯島敏宏。(引用:映画.com)

出演は、三波伸介、犬塚弘、小坂一也、小林昭二。
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