肉鹿

ベル&セバスチャンの肉鹿のレビュー・感想・評価

ベル&セバスチャン(2013年製作の映画)
3.9
1943年、アルプスの小さな村。野獣と恐れられている白い犬と友達になった少年は、村人の誤解を解きナチスから逃げるユダヤ人一家のアルプス越えを助けた冒険物語———世界中でベストセラーになり日本ではアニメ化もされた児童文学の実写映画化。

自然の撮り方が壮大すぎてすごいです!
監督の自然大好き愛が隠しきれてなくて、人物より自然の方にまず見惚れちゃう🤤
空撮を効果的にたくさん使ってて画が広いのが楽しい!

でもストーリーも楽しくて、犬と少年の絆と成長という安心感あるテーマが瑞々しく描かれていて清々しい。そこに出生の秘密や育てのおじいちゃんの葛藤まで絡めててドラマ性充分!
特に好きなのは、じいじ大好き → じじい、このやろう!て誰もが思うだろうおじいちゃんの裏切り。
でもおじいちゃんの視点から考えたらしっかり厳しい優しさだったのがよかったです。思い遣ってる🤤

さらに注目は主演の男の子のかわいらしさ!
天使みたいな顔の子が大天使みたいな白くておっきな犬と常に一緒にいるんだから癒しでしかない🤤

とどめに大雪崩シーンや意外とドキドキする橋渡りシーンもあるから多くの人が楽しめる映画だと思う。
肉鹿

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