原作は江戸川乱歩の推理小説。
古書店の店主須永時子は贋作者蕗屋清一郎に大江春泥の「責め絵」の複製をお願いするのだが、、、というお話。
展開の所々にペーパークラフトを使ったややオシャレなアイキャッチがあるのですが、本筋とは無関係です。
事件自体はとても短絡的で、謎解きも単純。推理を楽しむような作品ではないです。
キーアイテムが責め絵という事で少し際どいシーンもありますが、まさかそれが主なのかな?
もう少し脚本を練ればもっと面白くなりそうなのに残念。
「心理試験」とかも盛り込んであるのに、盛り上がりに欠けます。
主演の二人(真田広之+嶋田久作)の演技も良い分、とてももったいない作品。