なんとも切ないラブストーリー。
ティーンエイジャーで重病を患う2人は、病気と闘うセミナーで知り合い惹かれ合う。
決して弱みを見せず、互いを支え合って過ごす時間はほんの僅かで儚いものですが、とても濃密で輝いています。
こういうラブストーリーでどちらかが重病というパターンはよく見ましたが、カップルが互いの病気を受け止めつつ支えあっていくというこの映画は新鮮でした。
重病とそれに向き合う家族、恋人の死や別れ、など決して明るいテーマではないですが、最後まで前向きな2人には勇気づけられます。
劇中に出てくるアムステルダムの風景や、使われている音楽などゆったりと落ち着いて見られる要素も多くあり、素敵な映画でした。