あきぼっくり

きっと、星のせいじゃない。のあきぼっくりのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半から中盤以降に掛けて物語の中心であるはずの、主人公がかなりの影響を受けた本の作者のホーデン。

物語もその作者に会いに行くために、
アメリカからオランダのアムステルダムまで、

医者の反対や主人公の癌の進行具合から
かなり無理してまで行った結果、

作者はアル中みたいになっており、
悪態の連続。

さらには、主人公のヘーデルが、
尊敬していたはずの本の作者のホーデンに
ブチ切れ。

ここまでの物語の中心になってきた本の作者ホーデンなので、

その後にまた、
何故そんなアル中みたいになっているのか、
とか明確な理由があり、
本の続きなども上手い具合に後でまとめられると思っていたら、

最後の方にガスの葬式に少し顔を出して、
俺の娘は白血病で無くなった。と告げただけで、その後、何か語ろうとしたら、
またヘーデルがブチ切れて内容を話せず仕舞いで結局ホーデンの事はいまいち分からないままほったらかし。

前半から中盤まで、あれ程話の中心になっていた、本の内容と作者のホーデンの事がすごくテキトーに描かれているので、全く納得出来ない。
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