キャサリン子

美女と野獣のキャサリン子のレビュー・感想・評価

美女と野獣(2014年製作の映画)
3.5
名作『美女と野獣』のフランス実写版。


ディズニー映画では一番好きなアニメで、大ヒットしたエマ・ワトソン主演の実写化も大好き。
本作は、それらとはだいぶストーリーが違うので「別物のファンタジー映画」と思って観ました。


以下、本家との違い👇👇👇

・原作小説の『美女と野獣』において触れられなかった「なぜ王子は野獣に身を落としたのか」という野獣の過去に焦点が当てられている

・ベルは父親と二人暮らしではなく姉が二人、兄が二人の5人兄妹の末っ子

・ベルは読書好きというキャラだが、本作では読書をするシーンはひとつも出てこない

・一番の見どころである広間での野獣とのダンスシーンが暗くて超ショボい。

・バラの花びらが全て落ちきる前に愛を知らなければ…というタイムリミットは無い

・歌は出てこない

・ポット夫人やチップ、コグスワースといった癒やしキャラも登場しない

・ガストンも出てこない

・ラストも違う


書き出したらキリがない位、色々と違います。
けれど、映像はめちゃくちゃ綺麗。
ベルと野獣が惹かれ合う過程がほとんど描かれていないこととか、ちょっと内容は雑なんですが、こちらの『美女と野獣』も私は好きです。

ただ、一言だけ言わせて!

王子が老け過ぎ(泣)!!
キャサリン子

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