みかん

美女と野獣のみかんのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2014年製作の映画)
3.0
ディズニーとは関係なしの、おとぎ話の実写版ラブファンタジー。

ミステリアスかつクラシカルな雰囲気で、設定も世界観もディズニーとは別モノ。

呪いをかけられてしまった使用人たちが踊り出すことは無いですw

ドレスも大人っぽくて、エレガントでゴージャス。

ちょっと不気味だけど美しいおとぎ話に近いような感じで、幻想的で、人間の真実の愛の素晴らしさもあるけど、強欲に対する罪深さも投げかけられます。

これはこれでどうなっていくのか展開が読めず、意外なもう一つの野獣のストーリーや、ラストはまさかのバトルシーンもありで驚きの連続でした。

ラストのアクションは、そこまでやるならもうちょっと派手にやって欲しかったなぁなんて思ったりw

ベルと一緒に野獣の謎を追うミステリーみたいな、不思議感覚ファンタジーでした。


★裕福な商人だった父が、財宝を積んだ船を嵐で失い破産。都会の贅沢な暮らしから、田舎へ引っ越し質素な生活をすることに。

母亡き後、わがままに育てられた3人の兄と2人の姉は田舎暮らしに不満を募らせるが、末っ子のベルは家族が一緒にいるだけで幸せで、家事や畑仕事に勤しんでた。

ある日、船が一隻だけ見つかったという知らせが入り父が街へ行こうとすると、子供たちから色んな高価なお土産をせがまれるが、ベルだけはバラを一輪頼む。

父が街に行くと、船は借金のカタに奪われしまいどん底に。

帰り道、森の中で迷い込んだ古城。城主は留守のようで、父は子供にねだられた高価な土産など物色して、最後に庭のバラを一輪手にすると、野獣が現れその強欲さを指摘し、命を差し出すよう要求。

1日猶予を与えるが、戻って来なければ家族を順番に殺していくと告げられる。

家に戻った父。ベルは、父の身代わりに野獣の城へ行くことを決意。

果たして、ベルは野獣に殺されずにすむのだろうか、、?
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