このレビューはネタバレを含みます
言わずと知れた名作。というわけで、ストーリーはみんな分かっている。だから注目すべきは「演出」になる。
今回で言えば、最初に母親が子供たちに「美女と野獣」の本を読んできかせるところからスタート。これはナレーションを入れることで、ストーリーをテンポよく進める、子供たちにも理解しやすい作品にする、という狙いがある…んだけど、実はそれだけではない。それがこの作品の一番の狙い。観客をあっ!と驚かせる仕掛けがある。
アニメ、舞台劇、アイスショーなど、この作品の演出は数多くの例がある。だから、この作品だけでは「真価」は分からないのかもしれない。
この作品は結構面白いと思う。アニメと比べても、決してひけを取らない。