ぽん太

海月姫のぽん太のネタバレレビュー・内容・結末

海月姫(2014年製作の映画)
1.3

このレビューはネタバレを含みます

男女の感じ方の違いが非常に大きいと思います。男性としての感想ですが、全体的にキツイ映画です。
菅田将暉の女装、とにかく声がそのままなのであれでは誰がどう見ても女装した男性としか見えません。
俳優としてはイケメンだと思いますが、女装した外観はどうみてもただの女装した男性そのままです。彼が喋るたびに、流石にバレるだろう…と違和感いっぱいの気持ちになります。
能年玲奈を始めオタクの方々、本当によく原作の再現をしていたと思いますが、原作を文字で読むのと違い、やはり実写では違和感がありキツくて仕方がありません。
独特の言葉遣いで話すたびに違和感を感じ、映画が終わるまで慣れません。
原作を忠実に再現した方が良い場合とアレンジした方が良い場合がありますが、後者な気がします。
それぞれが非常に高いクオリティで原作の再現をしていますが、現実味がなく違和感を超えてのめり込む事が出来ず、映画が終わるまでずっと違和感を感じたままでした。
ただ、ラストのファッションショーの終盤からの盛り上がりは良く爽快で、最後の13分程は楽しめました。
原作、嫌いではありませんし、監督も出演者も皆本当によく作ったと思いますが、個人的にはもう2度と観ることはない映画だと思います。
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