いめーじ

ラスト・ワールドのいめーじのレビュー・感想・評価

ラスト・ワールド(2013年製作の映画)
3.0
哲学の卒業試験
世界の終わりで20人の中から10人だけ生き残れるなら誰を選ぶ?
それぞれ職業や能力や持病なんかも紙で決められていて選別されていくが、空想の設定よりも生徒達の人間性が重要になってくる。
ちゅっちゅっなシーンが多く、ゲイのちゅっちゅっなんかもある。
お前らどこまで想像してるんだよ。
ゴミ先生のせい(性)で設定もわけわからんくなるから結局何でもありって感じ。
詩人とジェラート職人の扱いには涙。

合理的に決めたがる先生よりも主人公の切り捨てたくない気持ちのほうが感情移入しやすかった。
きっと相性が合うんだね。あの場にいたら俺とペアになるんだろうなって思っていたけど、ラストまで観たら気持ち変わるね。
とりあえず子孫の繁栄のために「複数の男性と性交渉を…」とか言ってる先生には吹いてしまった。ほんと何なんだコイツ…
生徒の「強要するなら殺す」は好き。

最後まで文明的に楽しめるならドロップアウトしたいところではある。

気まずくなりそうなシーンが大丈夫なら誰かと観たほうが良いかも。俺は弟と「先生酷いわ」って何回も言いながら観ちまったよ。